劉邦は帝位についてからも度々親征して反乱分子を下しました。
彼は故郷の沛に立ち寄った際、
大風起こって雲は飛揚す
威は海内に加わって故郷に帰る
安(いず)くにか猛士を得て四方を守らしめん
と謳いました。
大きな風が起きて雲が飛んでいる
自分の威風は今や国土を席巻し、故郷に帰ってきた
これから先はどこで勇猛な士を得てこの国の四方を守らせようか。
という勇壮な歌です。
蕭: 最後の陛下の歌、素晴らしいですね。雄大で、しかも爽やかでとても好きです。
張: 沛公→漢王→陛下と出世魚のように呼び名も変わりましたね。もとは沛の町のゴロツキ
だったわけですから、考えてみれば大したものです。ただのエロオヤジではなかったんですね。
蕭: ただのエロオヤジだと思ってたんですか!?
張: 少なくとも管理人の『項羽と劉邦』初読の感想ではそうだったようです。
そんなことより、紙芝居がなんだかハッピーエンド過ぎるので、このへんで色々とその後の
リアルな話でもしませんか。
蕭: ハッピーエンドで終わらないんですか?
張: 童話じゃあるまいし。これは現実の話ですからね。
というより、何とぼけたフリしてるんですか?我々三傑のその後はどうなったんでしたっけ?
蕭: ドキッ
張: あ、韓信どのはあなたに殺されたんでしたね。
蕭: そっそれは韓信どのが陛下に謀反を・・・・
張: 優しそうな顔をして、実はキレると一番怖いタイプですね。ズバリ血液型はA型ですか?
蕭: 違います!!張良どのこそ、恩賞も辞退して神仙研究に耽るなどという変人ぶり、
実はB型ではありませんか!?
張: 自分ではABだと思うのですがどうでしょう。違った意味でリアルな話になってしまいましたね。
蕭: 陛下は絶対O型だと思います。
張: あ、それは私も同感です。
劉: ・・・・お前ら、一体何の話をしとるんじゃ・・・?
蕭: あ、陛下!!今ちょうど2人で血・・・・
張: 赤血球膜中の抗原抗体反応を基とした現代占術について論じておりました。
劉: ??まあよい。紙芝居はもうしまいか。ワシ、今回も大活躍じゃったんジャロ?
蕭: もちろんでございます!
張: 1ページ目中段のご雄姿が目に焼きついております。
劉: うむ。ワシのことじゃからさぞカッコよかったんじゃろうな。お前たち、ご苦労であった。
蕭: ここまで読んでくださった方も、おつかれさまでした。
劉: それで、話なんじゃがな・・・
張: では、私たちはこれで。
劉: 待て!今夜の伽は、どっちが・・・・
蕭: さ、さようならー!!