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さて、項羽に対して反旗を翻したものの、戦いとなれば鬼神のごとき力を見せる敵に、劉邦は勝つ自信がありません。

蕭: ついに項羽との直接対決の時が迫ってきました。
張: この絵だと私、何だか頼もしいことを自信ありげに言ってますね。
蕭: ええ?!だって、張良どのは勝算がおありだったのでしょう?
張: 無いです。当時の項羽の強さを考えてみて下さい。
   彭城(ほうじょう)での大敗を忘れたんですか。沛公らの連合軍56万が項羽軍3万に
   完膚なきまで叩きのめされたんですよ?
蕭: 改めて聞くと潔いほどの負けっぷりですね。
張: この敗北で出鼻を挫かれたというか、とにかく他国がいっせいに楚になびいたのが
   痛かったというか。
蕭: そんな・・・・

しかしこの項羽と劉邦の戦いは、劉邦の勝利によって幕を閉じるのです。
今回紹介した鴻門の会のエピソードは、項羽を垓下(がいか)で四面楚歌の状態に追い詰める四年前の出来事です。
続きは紙芝居2で。

張: おや、やっと蕭何どのが登場したところでどうやら第一部終了のようですよ。
蕭: あ!隣に韓信どのがいる!!そういえば沛公が漢中に左遷された頃、彼は我が軍に
   加わったのでしたね!

張: ちなみに沛公が項羽によって大陸の左側、つまり漢中方面へ土地を与えられ、都を
   追われたことから「左遷」という言葉は生まれました。
   と、補足してみたり。
蕭: ちなみに韓信どののことを、私が「この世に二人といない優れた人物」という意味で
   言ったのが「国士無双」という言葉の始まりです。
   と、補足してみたり。エヘ。

張: それでは引き続き、紙芝居2でお会いしましょう。
蕭: とりあえずお疲れさまでした。
劉邦: 待て――――――い!!シメのコメント待てい!
   なんでワシの偉人伝をお前ら2人が解説しとるんじゃ!!悪口言うとったジャロ!!

蕭: 沛公!一体どちらからいらしたんですか?!
劉: ワシも!ワシも肛門の会の解説がしたい!!
張: 字が違います。それに残念ながら紙芝居1はもう終わりですから。
   しかし沛公の御活躍はわれわれができる限りお伝えしておきましたよ。
劉: 本当じゃろうな・・・?ワシ、かっこよかった?
蕭: はい!それはもう・・・・
張: 項羽に謝罪するシーンが特に良かったと思います。
劉: そうかそうか。よし、では第二部もワシを褒め称えるんじゃぞ。
張: お任せください。
蕭: で・・・では、第二部で!!


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