今から2200年も昔。
秦の始皇帝の死後、宦官(かんがん)によって政治は腐敗し、国は乱れていました。
そこで立ち上がったのが項羽です。項王とも呼ばれます。
彼は楚の国の出身で、人並みはずれた武力を持っていました。
愛馬の錐(すい)にまたがれば、向かうところ敵はありません。
蕭何: 「項羽と劉邦」はじまりはじまりー!
沛公(劉邦)に仕えています蕭何(しょうか)と申します。よろしくお願いします!
張良: 同じく沛公の参謀で張良(ちょうりょう)と言います。
われわれ二人がこの紙芝居を解説するらしいですね。
みなさんよろしくお願いします。
こちらが劉邦。
やはり項羽のように、秦を倒すために立ち上がりました。沛(はい)県の出身で、沛公と呼ばれます。
彼は戦が弱く、負けてばかりです。
強い項羽と、弱い劉邦。
しかし後に天下を制し、漢代400年の祖となるのがこの劉邦なのです。
一体なぜ、弱い劉邦が強い項羽に勝てたのか?
蕭: わーvご主君が早速登場です。この絵の沛公かわいい。
張: まだ管理人がキャラ観掴めてなかった頃の絵ですね。
実際の沛公はもっと太っていてキモいです。
蕭: 張良どの!ご主君に何てことを・・・!
さて、戦をする時に大切なのは、作戦を立ててくれたり助言をしてくれる、参謀です。
項羽には、范増(はんぞう)という、とても優秀な参謀がいました。項羽は范増を亜父と呼んで尊敬していましたが、実は自分の武力に自信があるあまり、范増の言葉に心から従えない性格なのです。
だってほら、「勉強しなさい」って親に言われたら、どうしても反発したくなりますよね?
人の意見を素直に聞くというのは、難しいのです。
蕭: 范増どの、かっこいいですね。項羽がもしも彼の献言に従っていたら、
沛公は天下を取れませんでしたよね。
張: 老獪な爺ですからね。鴻門では危うく私まで殺されるところでした。