「鴻門の会」の後、漢王となり左遷されていた劉邦は、項羽に対して大義を唱え、本格的に敵対しました。
作戦を行うのは、大元帥に抜擢した韓信です。

蕭: さあ、後半です。ここからは沛公のことも漢王とお呼びしなければなりませんね!
   引き続き解説の蕭何です。よろしくお願いします。

張: 張良です。早速ですが韓信どのがここから怒涛の快進撃を始めますね。
蕭: はい。韓信どのを漢王に推挙した私も鼻が高いです。国士無双とは、まさに彼その人の
   ことですからね!

劉邦は、戦えば項羽に負けつつも、他国を利用したり韓信の働きもあって何とか項羽と渡り合います。謀臣・陳平の策略で、項羽と范増の仲を裂くことにも成功しました。

張: おや?私と陳平どのがいますね。ここは項羽との仲を裂かれた范増の最期を描く
   予定だったはずですが。
蕭: しかもかっこいい陳平どの!!
張: どうやら管理人の個人的な好みが先行しているようですね。
   それはそうと、実はこの范増失脚作戦は、悔やんだ項羽の猛烈な怒りを買い、こちらも
   紀信と言う忠義の一将を失ってしまった。
蕭: 紀信どの・・・!!
   漢王の身代わりとなられたあなたの立派なご最期は、この蕭何決して忘れません。

韓信は戦が上手く、劉邦はまもなく咸陽を奪還することができました。しかし図に乗った劉邦軍は彭城(ほうじょう)で狼藉を働き、怒り狂った項羽に大敗北してしまいます。

蕭: ううっ・・この話は省略すると思ったのに・・・
張: 占領した城内で、飲むは盗むは犯すはの愚行三昧。
   挙句の果てに楚軍3万対我が軍56万の敗走。
   韓信と私が目を離すとこれです。
蕭: 韓信どのもあなたも不在で敗北し、敵に追われて逃げ惑った漢王はさぞかし
   お辛かったことでしょう。

張: そんなことを言って甘やかすとためになりませんよ。
   とにかくこの敗北は色んな意味で最低でしたね。